カビが引き起こす害
栄養源に寄生したカビは、酵素を分泌しながら栄養源を分解し
それを摂取して繁殖し続けます。
その結果、食品などを腐敗させ、木材やプラスチックなどを劣化させます。
また、人間の健康に多大な被害を引き起こしていることは言うまでもありません。
ガンやアレルギー、肝臓や腎臓障害、感染症など、
その害は広範囲で予想をはるかに超えるものです。


素材の劣化

 素材・用途  被害  菌の種類
  ●エレクトロニクス機器
  電気機器
絶縁性の低下 白色腐朽菌、褐色腐朽菌
グラドスポリウム、フザリウム、
ケトミウム、トリコデルマなど
 ●プラスチック 合成樹脂
  工業部品 包装材
強度劣化
変色・脱色
アルタルナリア、ウロコラディウム、
トリコデルマオーレ、クラドスポリウム、
フォーマなど
  ●ゴム製品
  ホース パッキングなど
強度減少
変色・脱色
バチルス、アスペルギルス、アルタルナリア、ベニシリウス、ストレプトマイセスなど
 ●繊維製品
  衣類 ロープ 寝具
 (木綿、羊毛、合繊繊維など)
劣化 カビ臭
変色・脱色 汚染
アスペルギルス、トリコデルマ、ペニシリウム、
クラドスポリウム、シュードモナス、フザリウム、ケトミウム、バチルス、
アルタルナリア、キャンディダなど
 ●アルミニウム
  宇宙産業 航空機 車両 
  ケースなど
強度劣化
侵食
クラドスポリウム、ビブレオ、ミクロコッカスシュードモナスなど
 ●建材
  合板 スレート ボード目
  地剤 ワックス 外壁材
  内装材一般 瓦など
強度減少 剥離
変色・脱色
真菌、細菌、放線菌
酵母、藻類などのすべて 
 ●塗料・接着剤
  工業・家庭用
  内装材 家具 
可塑性低下
強度減少
剥離 変色 
アスペルギルス、アルタルナリア、
トリコデルマオーレオパシディウム、
クラドスポリウムフォーマなど 
 ●皮革
  靴 鞄 衣料 ベルト 
強度減少 変色
柔軟性欠如 染色むら
アスペルギルス、バチルス、ペニシリウムなど 
 ●木材
  建築 家具 工芸品 
腐朽 変色  白色腐朽菌、褐色腐朽菌、フザリウム、
ペニシリウム、クラドスポリウム、トリコデルマ、ケトミウムなど
 ●水・クーリングタワー循環水製紙
(スライムコントロール剤・紙力剤・サイジング剤) 切削油 
腐敗 劣化 スライム菌 トリコフィートン、トリコデルマ、
キャンディダ、グラドスポリウムなど 
 ●人体  表在性  角膜 爪
深在性  内臓
キャンディダ



「アピザス法」による効果の確認


アピザス研究室では、71試験菌(真菌)によるアピザス法独自の「かび抵抗性試験」で促進効果確認を行います。
このアピザス法による試験は、JIS Z2911かび抵抗性試験と比べても、培養条件、評価ともに極めて厳しいものです。
また、各種抵抗性試験やフィルム密着法等の試験も出来ます。

 抗体検体  試験依頼者より提示

              

 培地     無機塩寒天培地
        
培地組成成分名及び内容量

 1  KH2PO4   0.7g  6  FeSO4・7 H2O   0.002g
 2  K2HPO4   0.7g  7  ZnSO4・7 H2O   0.002g
 3  MgSO4・7 H2O   0.7g  8  MnSO4・7 H2O   0.001g
 4  NH4NO3   1.0g  9  寒天  15g
 5  Nacl   0.005g  10  純水  1000ml

121℃ 20分加熱処理、溶液のpHは0.01NのNaOH添加、殺菌後6.0~6.5に調整

              

 試験菌液  ①混合胞子液 培地から寒天を除いた水溶液を胞子に加え106±200.000個/mLに調整、等量混和させた
          ②湿潤液    ラウリル酸ソーダ0.05g/L

              

 培養     ①培容器と培養条件 温度・湿度サーモスタット付きサーキュレーター 温度 28~30℃ 湿度 85%R・H以上
         ②培養期間 28日間以上

              

 アピザス法の評価 5段階評価

評価  試料表面の菌の発育 
 1  全く菌が発育しない
 2   10%以下の発育
 3  10~30%以下の発育
 4  30~60%以下の発育
 5  60%以上の完全発育

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